次のような報道がありました。
【<子供基金>乏しい寄付 5カ月で2000万円 貧困対策】
子供の貧困対策に取り組む民間の活動を官民一体で支援する「子供の未来応援基金」の寄付金集めが難航している。これまで5カ月間で2000万円弱で、目標の「億単位」に遠く及ばない。期待していた経済界の反応が鈍いためだ。政府は広報活動費として2億円も計上しているだけに、野党から批判も出始めた。政府はようやく経団連の協力を取り付けたものの、各企業がどこまで応じるかは不透明だ。(毎日新聞)
広報活動費として
2億円計上して2,000万円の寄付金が集まったとのことですが、2億円も必要だったのかという思いと、そうそうたる企業を含めて5ヶ月で2,000万円しか集まらなかったのかという思いが交錯して、この日本の現状への不安が高まりました。
子供の貧困と言えば、
「お母さんが仕事で夜中まで帰ってこない、と不安で眠れない子供」「就業後に夜遅くまでアルバイトをして家計を支えている高校生」「風呂が壊れてるから、と髪に脂が浮かんでいる中学生」等々、探せばたくさんの現実があるようです。
「この国はどこへ行こうとしているのだろうか」、
ふとそんな思いに駆られました。「政治あるいは経済におけるリーダー達は、この国をどのような未来へ導こうとしているのか、明るい未来はくるのだろうか」、そのように不安に思っている国民は少なくはないのではないでしょうか。