皆様に代わって、皆様のまごころをお伝えします。

長野県軽井沢町でスキーツアーバスの事故があり、大学生ら15人が亡くなりました。
この事故を起こしたバス会社「イーエスピー」(東京都羽村市)に対し、国土交通省はこの2日に、貸し切りバスの事業許可を取り消す処分案を通知したそうです。

許可取り消しは

行政処分の中で最も重く、行政処分を受けた会社の執行役員は貸し切りバスの事業許可の申請を2年間できなくなるそうです。

国土交通省は15人が死亡する事故を起こしたことを重視し、違反点数を2倍にする処分も初めて適用した結果、違反点数が事業許可の取り消し処分となる81点を超えたと伝えられています。

利用者にとっては

事業者の安全管理体制の良し悪しなどについては分かるはずもなく、当然の処分だと思われますが、改めて安全ということについて考えされられた事故だったと思います。

事故の原因は「無理」という言葉に象徴されるようなことが積み重なったものと考えられますが、「安全性と無理が真逆の関係であることを強く肝に銘ずるべき」と教えているような気がします。

「不慣れ」ということは

一見、無理とは違うことのように思いがちですが、慣れていないために咄嗟の対応ができないという観点からみれば、無理を生み出す大きな要因であることに違いはないと思います。

「無理のない経営」が当たり前という世の中が早くくることを祈ると共に、亡くなった多くの方々のご冥福をお祈りしたいと思います。

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