皆様に代わって、皆様のまごころをお伝えします。

だんだんと寒くなってきましたが、皆様、お元気でしょうか。

以前、知人と話しているときに話題に上ったことなのですが、いわゆる一人っ子同士で結婚した場合のお墓はどうなるのだろうか、ということについてお話したいと思います。

今では兄弟も少なくなり、

子供は1~2人が大半だと思いますが、一人っ子同士で結婚する場合も少なくないと思います。両親も子も共に一人(兄弟がいない)という方の場合は、まず両親それぞれが自分の親のお墓の継承者になり、やがてはその子供は、両親のお墓の継承者となります。このようなことが、何世代か続くと継承するお墓はどんどん増えていくことになり、お墓がお寺にある場合は、いくつものお寺の檀家になることを意味します。

このようなケースがどのくらいあるのか、実際の割合は分かりませんが、徐々に増えてきていることと思います。少子化という問題が、様々な社会的影響を及ぼすことに今更ながら驚かされます。

最近「合祀墓」というお墓が注目を集めているようですが、

複数のお墓の継承という問題に直面したときには、一つの打開策になるような気もします。ただ血縁を超えた人たちが葬られるお墓ということでは、まだまだ抵抗のある方も多いものと思います。

そんなとき思うことは、最近、徐々に増えてきている墓碑銘(例えば「感謝」「ありがとう」など)によるお墓にして、継承したお墓を改葬、合祀することが自然の流れとして一般的になっていくのだろうか、ということでした。

地方では何十年も前からご近所同士が親戚のように暮らしていることも多いもので、その集団での合祀など、いわゆる一般的な広範囲な合祀墓ではない形の合祀墓の在り方が検討される日も近いのかも知れませんね。

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